韓国、仮想通貨規制に本腰 若者自殺も、社会問題に

 韓国政府は、ビットコインなど仮想通貨の規制に本腰を入れ始めた。取引に熱中した若者が自殺するなど社会問題となる一方、若年層の失業率が高い韓国では仮想通貨取引が生活向上の“夢の手段”の一つとなりつつあり、規制への反発の声も上がっている。

 仮想通貨の投資で巨額の損失を被った大学生が死亡-。聯合ニュースは1日、ソウルの名門大学を休学し、故郷の南部釜山に戻っていた大学生が自殺したとみられると報じた。大学生は一時、投資で約2億ウォン(約2千万円)まで資産を増やしたが、昨年末に相場が暴落して大部分を失い、落胆していたという。仮想通貨の種類は具体的に報じていない。

 仮想通貨は匿名性が高く、マネーロンダリング(資金洗浄)の温床になるなどの批判もあり、世界は規制強化の傾向にある。韓国政府も投機の過熱を抑えるため、1月30日に新規制を導入。実名が確認された人にのみ取引を認める内容で、透明性を高める。(共同)

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