平昌五輪 兄の補佐役で急速昇進 金与正氏、スイス留学も

 韓国を訪問することが7日発表された北朝鮮の金与正氏は、金正恩朝鮮労働党委員長の妹で、30歳前後の若さながら兄の補佐役として党内で急速に昇進を重ね、存在感を高めてきた。

 詳細な経歴は謎に包まれているが、少女時代に正恩氏と共にスイスの国際学校に留学、帰国後は金日成総合大の特設クラスで教育を受けたとされる。

 2014年3月、国営メディアで初めて名前が報道され、16年4月には党宣伝扇動部の副部長就任が判明。昨年10月には党政治局員候補に選出された。

 軍事パレードなどの大型行事の際、幹部が並ぶひな壇の後方で関係者に指示を出したり、正恩氏に耳打ちしたりする姿が度々目撃され、正恩氏の信頼の厚さをうかがわせてきた。

 故金正日総書記が妹の金慶喜氏を党幹部に起用したことと比べられることが多いが「与正氏の役割は慶喜氏より格段に大きい」(専門家)との見方も。正恩氏に直言できる唯一の存在との分析もある。韓国統一省によると、1987年ごろ生まれとされる。(共同)

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