マクロン仏大統領「コルシカの地位、憲法に明記」表明 地域主義の鎮静化図る

 【パリ=三井美奈】フランスのマクロン大統領は7日、自治要求を強める南仏コルシカ島で演説し、「コルシカ(の地位)を憲法に盛り込む」方針を示した。一方で、地域主義勢力が求めるコルシカ語の公用化などの要求は退けた。

 マクロン氏は「コルシカは共和国の中にある」と発言。隣国スペイン東部カタルーニャ自治州に刺激され、フランスで地域主義が台頭するのを牽制した。憲法改正の内容は明らかにしなかった。

 コルシカは皇帝ナポレオンの出生地として有名。1970年以降、分離独立を求める武装勢力の爆弾テロが続いた。90年代に地域語教育の容認、交通政策などで自治拡大が進み、テロは終結した。昨年12月の島議会選で独立や自治拡大を求める地域主義勢力が勝利。大統領の訪問を前に、(1)地域言語の公用化(2)地域住民としての法的地位の付与-を求めていた。

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