WHOが緊急に対処必要な感染症9種類を発表 エボラ、SARSなど

 世界保健機関(WHO)は13日までに、治療法が存在しないか不十分で、公衆衛生上のリスクがある最新の感染症リストを公表した。エボラ出血熱や重症急性呼吸器症候群(SARS)など9種類で、治療法確立に向け緊急に研究開発を進める必要があるとしている。

 WHOでは2015年に最初のリストを公表、専門家の議論により見直してきた。リストの疾病が必ずしも将来、流行を起こすことを意味していないとしている。

 9種類の感染症はクリミア・コンゴ出血熱、エボラ出血熱、マールブルグ病、ラッサ熱、中東呼吸器症候群(MERS)、SARS、ニパウイルス感染症、リフトバレー熱、ジカ熱。このほか未知の病原菌による「X病」をリストに入れ、こうした疾病に備えるために分野横断的な研究開発を準備しておくべきだとした。

 また、デング熱、エイズ、結核、マラリア、コレラなどは依然、公衆衛生上の問題はあるものの緊急性の観点からリスト外とされた。(共同)

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