独社民党のシュルツ党首が辞任 大連立へ混乱収束図る

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツのメルケル首相率いる議会第1党の保守、キリスト教民主・社会同盟との大連立継続を目指す第2党の中道左派、社会民主党のシュルツ党首が13日、辞任した。党内では連立合意に伴い、シュルツ氏への批判が拡大。政権発足への最後の関門となる党員投票を控え、早期の党首辞任で混乱の収束を図った。

 同党幹部会は同日、前労働社会相のナーレス下院議員団長を後任に指名した。4月の党大会で承認されれば、同党初の女性党首となる。後任党首の選出までは副党首のショルツ・ハンブルク市長が暫定党首を務める。

 シュルツ氏は昨秋の総選挙で欧州連合(EU)の欧州議会議長から同党党首に転じて選挙戦を率いたが大敗。その後、下野方針から連立継続に転じ、7日の連立合意後には過去の発言を翻して党首を辞任した上で外相として入閣する意向を表明し、批判を浴びていた。

 社民党は連立参加の最終的な是非を判断する党員投票を20日から開始。結果は3月4日に公表される。

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