「平壌五輪」防止策も効果なく… 認識度上がらぬ開催地 過去には「平昌」目指して平壌に到着するアクシデントも

 平昌冬季五輪は14日、大会第6日を迎えたが、北朝鮮訪韓団の“存在感”もあり、いまだに「平壌五輪」と誤認・誤記され、揶揄(やゆ)される事態が続いている。五輪招致の途上で「平壌」との差別化を図るために講じた対策は、結局、ほとんど効果がなかったことになる。

 平昌五輪の公式ロゴマークは、平昌の英語表記が「Pyeongchang」ではなく「PyeongChang」と、「昌」の部分の最初が大文字の「C」になっている。

 韓国の英字紙、コリア・タイムズによると、「C」を大文字にしたのは歴史的な理由ではなく、よりよいマーケティングのためでもない。英語の綴りや発音が似ている「平壌」との混同を避けるための措置だったという。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、平昌が初めて招致に名乗りを上げていた2002年、国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員は「名前が似ているので少々混乱した」という。

 そうした声を受けて「C」を大文字に変えたのは、再び招致に挑んでいた2007年のことだった。2011年、国際オリンピック委員会(IOC)の総会で、平昌五輪の開催が決まったが、それでも「平昌」の認知度が上がらなかったことを示すエピソードがある。

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