米大統領が軍事パレード指示 リベラシオン(フランス)「予想を超えたマクロン効果」

 【環球異見】

 フランスの左派系紙リベラシオン(電子版)は7日、トランプ米大統領が軍事パレード実施を指示したのは、昨年7月14日、フランス革命記念日の軍事パレードに参列したことが契機だったと伝え、「トランプ氏は革命記念日に心を奪われ、自分もパレードがやりたくなった」と揶揄した。

 同紙は、マクロン仏大統領がトランプ氏をフランスの国民行事である軍事パレードに招いたのは「トランプ氏の栄誉をたたえ、強い印象を与えようとする狙いがあった。だが、マクロン氏はシャンゼリゼ通りの軍事パレードがトランプ氏の心をこんなに強くつかむとは思わなかっただろう」と評し、予想外の効果に驚いた。

 同紙はまた、米国で軍事パレードに反対論が強いのは、歴史的な背景があると指摘した。米国で軍事パレードは1991年、ブッシュ大統領(父)が湾岸戦争勝利後に行ったのが最後だと説明。「米国の歴代大統領は、大々的に軍事パレードを行うのを避けてきた。米国人の心には、ソビエト連邦やロシア、中国、北朝鮮を想起させるからだ」として、米仏の軍事パレードをめぐる見方の違いを伝えた。

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