金正男氏殺害、当初マカオで計画か

 マレーシアで昨年2月に起きた北朝鮮の金正男氏殺害事件で、実行犯として殺人罪に問われた女2人の公判が22日、首都クアラルンプール近郊の高裁で開かれた。弁護側は事件を主導したとされる北朝鮮国籍の男らが当初、金氏をマカオで殺害しようとした可能性があると明らかにした。

 弁護側によると、女2人のうちインドネシア国籍のシティ・アイシャ被告(26)は事件5日前の昨年2月8日、北朝鮮国籍のホン・ソンハク容疑者から、いたずら番組撮影のため、翌日にマカオに行くよう指示された。航空券代4千リンギット(約11万円)を渡されたが、直後に中止を告げられた。

 金氏は同6日、当時生活していたマカオからマレーシアに入国。弁護士は閉廷後「金氏がマカオにいないと判明して中止したのではないか」と話した。

 ホン容疑者は事件直後に北朝鮮に逃れたとみられる同国籍の男4人のうちの1人。(共同)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ