米大統領首席補佐官らがトランプ氏への不満鬱積で辞任か ロイター通信が報道

 【ワシントン=黒瀬悦成】ロイター通信は22日、複数のトランプ米政権高官の話として、ケリー大統領首席補佐官とマクマスター補佐官(国家安全保障問題担当)のいずれかまたは両方が近く辞任する可能性があると報じた。両補佐官は安全保障政策で極端な主張を唱えがちなトランプ大統領の軌道修正役を果たしてきただけに、実際に辞任すれば政権運営への打撃となる恐れがある。

 複数の米政権高官がロイターに語ったところでは、ケリー氏とマクマスター氏はトランプ氏から公私にわたって侮辱的な扱いを受け続けていることへの不満が鬱積。最近ではトランプ氏が17日、マクマスター氏がロシアによる米大統領選介入疑惑に関して発言した際、トランプ氏の勝利にロシアが影響を及ぼしたわけではないと説明すべきだったと批判し、両者の「亀裂の深まり」を危惧する声が改めて高まっていた。

 さらに、トランプ氏と両補佐官との大きな対立要因となっているのが、政府の最高機密情報の取り扱い資格をめぐる問題だ。

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