トランプ政権 5月にイスラエル訪問 大使館移転に合わせて検討とトランプ氏

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は5日、イスラエルのネタニヤフ首相とホワイトハウスで会談した。トランプ氏は記者団に、今年5月にイスラエルの米大使館をテルアビブからエルサレムに移転するのに合わせ、イスラエルへの訪問を検討していると明らかにした。両首脳はシリア情勢をめぐりイスラエルとの緊張が続くイランへの対処方針も話し合った。

 トランプ政権は2月、来年末までの移転を大幅に前倒しし、5月14日にイスラエル建国70周年を迎えるのに合わせて同月に大使館を移転すると発表した。

 会談に先立ち、トランプ氏は自らの政権で首都と認定したエルサレムへの大使館移転について「イスラエルだけでなく世界の大部分から高く評価されている」と自賛した。ネタニヤフ氏は「イスラエル国民に世代を超えて記憶されるもので、感謝する」と応じた。

 米政府によるエルサレムの首都認定や大使館の移転には、東エルサレムを将来の独立国家の首都と位置づけるパレスチナ自治政府が反発し、和平交渉再開への障害になるとみられている。だが、トランプ氏は逆に「和平への機会をもたらす」とし、根拠は示さずにパレスチナが交渉に戻りたがっていると主張した。

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