米中間選挙、候補者選び本格化 トランプ氏再選戦略にも影響

 【ワシントン=加納宏幸】今年11月6日に投開票される米中間選挙は、南部テキサス州で6日に実施される予備選を皮切りに共和、民主両党の候補を決める争いが本格化する。与党・共和党が上下両院の過半数を維持できるかはトランプ大統領の政権運営や再選戦略に影響する。野党・民主党はトランプ氏の不人気を勝利につなげるため、医療保険制度改革(オバマケア)見直しや移民制度改革で共和党批判を競い合っている。

 テキサス州では、連邦上院選で民主党のベト・オローク下院議員(45)が共和党のクルーズ上院議員(47)に挑むのが確実な情勢だ。

 「世論調査によると、現職の(クルーズ)上院議員との差は8ポイントだ。残り8カ月で1ポイントずつ奪えば、勝利することができる」

 オローク氏は2日、地元エルパソでの演説でこう訴えた。トランプ氏や強硬保守のクルーズ氏を意識し、医療保険制度の充実や移民への差別反対を訴えた。

 聴衆からは「ゴー・ブルー!」のかけ声が上がった。テキサスを民主党を象徴する「青」に染めようという意味だ。下院選でも四半世紀ぶりに36選挙区すべてに候補を立てるが、テキサス州は共和党が強い「赤い州」だ。トランプ氏も大統領選で民主党のクリントン元国務長官に10ポイント近い差を付けて勝利しており、容易な戦いではない。

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