李明博元大統領が検察出頭 収賄容疑で逮捕状請求も 革新の文政権下の「政治報復」と反発

 韓国の李明博元大統領は14日、大統領在職中の収賄容疑などで取り調べを受けるため、ソウル中央地検に出頭した。2008~13年に保守政権を率いた李氏は、革新系の文在寅政権下で保守陣営の弱体化を図った政治的捜査だと反発、容疑を全面的に否認している。検察は取り調べの後、早期に李氏の逮捕状を請求する公算が大きい。

 1987年改正の現行憲法下で検察に出頭を求められた大統領経験者は、全斗煥氏や昨年逮捕、起訴された朴槿恵氏を含め、李氏で5人目。

 情報機関の国家情報院が大統領府に裏金を上納していた事件で、検察は今年2月、李政権で大統領府総務企画官を務めた金伯駿被告を特定犯罪加重処罰法上の収賄罪などで起訴。起訴状で李氏を「主犯」と明記した。李政権下の09年、前年まで革新政権を率いた盧武鉉元大統領が不正資金疑惑で検察捜査を受けた末に自殺した。李氏は自身や周辺に対する大々的な捜査について、盧氏の系譜を継ぐ文政権下での「政治報復」だと反発している。(共同)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ