米国務長官解任 北朝鮮外交 外交失敗で軍事力行使の見方も

 ティラーソン国務長官解任が発表された13日、対北朝鮮外交への影響について、朝鮮半島情勢に詳しい米専門家の見方は懸念と期待に二分された。

 米保守系シンクタンク、ヘリテージ財団のブルース・クリンナー上級研究員は、後任のポンペオ中央情報局長官について、政権内で北朝鮮への限定的攻撃を主張したマクマスター大統領補佐官と考えが近いと指摘。外交努力が失敗に終わった場合、米国が軍事力行使に踏み切る懸念があると話した。

 オバマ前政権で東アジア政策を担当したエイブラハム・デンマーク元国防副次官補は、大統領の信任が厚いポンペオ氏が「権限を掌握した交渉者」になり得ると説明。トランプ氏との見解の差が目立つティラーソン氏と比べ、一貫した外交が可能になると期待。

 ブルッキングズ研究所のパク・ジュン上級研究員は、不安定なトランプ政権の内情を注視する北朝鮮は「取引するなら大統領を相手にするしかない」との確信を強めていると分析。(共同)

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