ロシアに厳しい態度継続 新たに5団体、19個人を制裁対象に 米大統領報道官

 【ワシントン=加納宏幸】米財務省が15日、2016年米大統領選への干渉や世界規模でのサイバー攻撃に関与したとしてロシアの5団体と19個人を新たな制裁対象に指定したのを受け、サンダース大統領報道官は同日の記者会見で「ロシアが行動を変えるまでは厳しい態度で臨み続ける」と強調した。

 トランプ政権はロシア疑惑に絡む制裁に消極的だったが、核関連施設を含むインフラへの「非道な攻撃」を続けているとみて、ロシアによる世界を不安定にする行動を止めるため追加制裁も行う方針だ。米政府高官は今回の制裁に関し、「ロシアの攻撃に対抗するために取る行動の一つにすぎない」と述べた。

 米政府は昨年6月にウクライナを中心に世界各地で損害を生じさせた大規模なサイバー攻撃をロシア軍が実行したと断定したが、財務省は「史上、最も破壊的で犠牲の大きいサイバー攻撃」とし、ロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)を対ロシア制裁強化法に基づく制裁対象に指定した。米国内の複数の病院では1週間以上、電子記録を作れなくなったという。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ