マクマスター米大統領補佐官を更迭 後任にボルトン国連大使

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は22日、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が4月9日に辞任し、後任にボルトン元国連大使が同日付で就任するとツイッターで発表した。ボルトン氏は北朝鮮の体制転換やイラン核合意の破棄を主張する強硬派として知られる一方、最近はトランプ氏と親密な関係を築いてきたとされ、ティラーソン国務長官の解任に続き、トランプ氏による「嫌いな部下の排除」と「忠臣登用」の傾向が一層鮮明になった。

 現役の陸軍中将であるマクマスター氏は、ロシア疑惑をめぐって政権発足直後に辞任したフリン氏の後任として昨年2月に補佐官に就任。北朝鮮の核・弾道ミサイル問題ではティラーソン氏やマティス国防長官と連携し、軍事的威迫を背景に制裁圧力で外交解決を図る路線を支持してきた。

 一方、トランプ氏はマクマスター氏について、ロシアによる米大統領選への介入疑惑で「トランプ陣営が関与した事実はないことを十分に説明していない」などと批判。ホワイトハウスの内情がたびたびメディアに流れる問題でも同氏に責任の一端があるとみて不満を募らせていたという。

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