米軍のシリア撤退時期は国防長官が判断 米大統領報道官

 【ワシントン=加納宏幸】サンダース米大統領報道官は4日の記者会見で、シリアから早期に米軍を撤退させようとしているトランプ大統領の意向に関し、「大統領は恣意的な予定表は持たない」とし、撤退時期の明確化を控えた。時期については、国防総省やマティス国防長官の判断に委ねるとも述べた。

 トランプ氏は3日の記者会見で「(米軍を)帰らせて、自国の再建を始めたい。米国は過去17年間に中東で7兆ドル(約750兆円)を費やしたが、死と破壊以外は何ひとつ得ていない」と述べ、早期撤退を目指す考えを示していた。また、同日の国家安全保障会議(NSC)で、米軍幹部に撤退を準備するよう指示したと伝えられた。

 米政府はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討作戦によりシリアとイラクで約98%の支配地域が解放されたとしており、トランプ氏は早期に作戦を完了させ、約2千人が駐留する米軍を撤退する意向とみられる。

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