ポルノ女優への支払い捜査か トランプ氏の弁護士事務所を捜索

 【ワシントン=加納宏幸】米連邦捜査局(FBI)は9日、トランプ大統領の個人弁護士、マイケル・コーエン氏のニューヨークにある事務所を捜索した。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が報じ、トランプ氏が記者団に認めた。同紙によると、トランプ氏と不倫関係にあったと主張しているポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんへの「口止め料」関連文書が押収されたという。

 FBIはロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官からの情報で捜索令状を取り、メールや税務書類などを押収した。トランプ、コーエン両氏がやり取りをした通信記録も押収された。現時点ではロシア疑惑と直接の関連はないとされる。

 コーエン氏は、2006年にトランプ氏と関係を持ったと主張するダニエルズさんに16年11月の大統領選の直前、13万ドル(約1390万円)を支払った。ダニエルズさんは口止め料と受け止めている。コーエン氏は、トランプ氏に知らせず、自らの判断で支払いを行っていたと主張する。

 ホワイトハウスはトランプ氏がダニエルズさんと関係を持ったことを否定し、コーエン氏からの13万ドルの支払いについても聞かされていなかったとしている。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、9日の捜索を「善人である私の個人弁護士の事務所に(FBIが)押し入ったと報告を受けた。恥ずべき状況で、完全な魔女狩りだ」と批判した。また、「国家に対する攻撃」とも指摘した。

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