核開発や外交の審議なし 北朝鮮最高人民会議 金正恩氏は出席せず

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮は11日、国会に当たる最高人民会議を平壌で開き、国家機関の人事や本年度の予算を決めた。朝鮮中央通信が12日に報じた。南北首脳会談や米朝首脳会談を控え、外交政策や核開発に関する内容が扱われるか注目されたが、関連した法的措置や決定は伝えられなかった。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長も出席しなかった。

 最高人民会議は金正恩氏が正式に最高指導者に就任した2012年以降、前回まで8回開かれ、金正恩氏はうち6回出席していた。

 政策決定機関の国務委員会の人事では、金正恩氏の側近とされた黄炳瑞(ファン・ビョンソ)前朝鮮人民軍総政治局長を国務副委員長から、金元弘(キム・ウォンホン)前国家保衛相を国務委員から解任し、新たに金正角(キム・ジョンガク)軍総政治局長や朴光浩(パク・クァンホ)党副委員長らを国務委員に選出した。

 黄氏の後任の副委員長は選ばれず、国務副委員長は朴奉珠(ポンジュ)首相と崔竜海(チェ・リョンヘ)党副委員長の2人体制となった。

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