国務長官就任のポンペオ氏 トランプ氏の外交方針を体現する即戦力

 【ワシントン=加納宏幸】米国務長官就任が米上院で承認されたポンペオ氏は26日、宣誓式を終えるとすぐにワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に向かい、北大西洋条約機構(NATO)外相理事会が開かれるブリュッセルへと飛び立った。トランプ大統領にとり、極秘訪朝をさせたポンペオ氏は自らの外交方針を体現できる即戦力だ。

 ポンペオ氏は今月12日の指名承認公聴会で、この2週間近く前に北朝鮮で金正恩朝鮮労働党委員長と会談したことは伏せたまま、「見返りを提供する前に恒久的かつ不可逆的な成果を得ることを確実にする」と証言し、非核化の「成果」を得るまでは対価を与えないと強調した。

 かつて北朝鮮の体制転換を示唆し、イランの核関連施設に対する空爆を主張したことがあるポンペオ氏は、「ならず者国家」に対しては軍事力行使もいとわないという、トランプ氏の「力による平和」と一致した考えを持つ。

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