トランプ米大統領の個人弁護士に数千万円支払いか ロシアの富豪

 【ワシントン=加納宏幸】米CNNテレビは8日、ロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官がプーチン露大統領に近いオリガルヒ(新興寡占資本家)の関連企業からトランプ大統領の個人弁護士に対する資金の流れに関心を持ち、オリガルヒから事情を聴いたと報じた。個人弁護士はトランプ氏と不倫関係にあったとするポルノ女優への「口止め料」支払いに関わっていた。

 このオリガルヒは米政府が4月に制裁対象に加えたロシア人で複合企業「レノバ・グループ」のビクトル・ベクセリベルク会長で、米国人のいとこが経営する企業から数十万ドル(数千万円)がトランプ氏の個人弁護士マイケル・コーエン氏に支払われたという。

 ベクセリベルク氏は今年初めニューヨーク地区の空港にプライベートジェットで到着したとき、モラー氏側からコーエン氏への支払いや、いとこがトランプ氏の大統領就任式実行委員会などに献金した30万ドルに関して事情を聴かれた。

 ベクセリベルク氏は2017年1月の大統領就任式に参列したほか、ロシア疑惑に絡み起訴されたフリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が15年12月に出席したモスクワでの夕食会にプーチン氏らとともに参加していた。

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