解放の3米国人がワシントン近郊に到着 トランプ大統領が出迎え

 【ワシントン=黒瀬悦成】北朝鮮に拘束されていた米国人3人が解放され、10日未明(日本時間同日午後)、ポンペオ米国務長官とともにワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地に到着した。トランプ大統領はメラニア夫人と一緒に3人を出迎え、米政府機のタラップ上で笑顔で握手を交わした。

 トランプ氏は「今夜は3人にとって特別な夜だ」と述べた上で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に「感謝する」とした。

 また、6月初旬までに見込まれる米朝首脳会談を通じて「朝鮮半島全体を非核化させる」と改めて表明し、「人々が可能だと思っていなかったことができるかどうか、わかることになる」と会談の「成功」に強い自信を示した。さらに将来の訪朝の可能性について「あり得る」とも語った。

 解放された3人は、2015年10月にスパイ容疑で拘束されたビジネスマンのドンチョル・キム氏と、平壌科学技術大に勤めていたサンドク・キム氏、ハクソン・キム氏。3人は通訳を介して報道陣に「非常にうれしい」と語った。うち1人は北朝鮮での待遇について「多くの労働をさせられたが、病気の際は治療を受けた」と明かした。

 3人はまた、国務省を通じて声明を発表し、トランプ氏とポンペオ氏らに「深い謝意」を表明した。

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