北の核実験場廃棄、検証の用意 CTBT準備委 北・国連から要請なし

 包括的核実験禁止条約(CTBT)機構準備委員会のゼルボ事務局長は16日、共同通信などに対し、北朝鮮が来週行う予定の核実験場廃棄について、核実験監視技術を使って検証する用意があると表明した。ただ、北朝鮮と直接接触はなく、国連からの要請もないという。

 北朝鮮は23~25日の間に北東部豊渓里の核実験場を廃棄すると発表。ゼルボ氏は要請があれば要員を派遣するとした上で、透明性の確保が重要だと強調し、検証や査察が認められない単なる式典なら「参加すべきではない」と述べた。

 要員と装備の現地入りには約1週間が必要としており、6月12日に予定されている米朝首脳会談までには一定の科学的データを提供できるとの考えを示した。また、今月23日以前に北朝鮮が坑道を爆破する可能性もあるが、これまでのところ爆発を示す地震波などは観測されていないと説明した。(共同)

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