米朝首脳会談 走る黒スーツ、スモーク張り専用車…シンガポール厳重警備

 【シンガポール=吉村英輝、ソウル=名村隆寛】シンガポール入りしたトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は11日、翌日の米朝首脳会談に向け、現地で最終的な準備を進めた。

 トランプ氏は11日、シンガポールのリー・シェンロン首相と、ステーキや伊勢エビのスープの昼食を交えて会談。「非常に良い結果が出ると思う」と述べ、翌日の交渉に自信を示した。

 現地ではこの日午前、ソン・キム駐フィリピン大使と、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が、板門店で重ねてきた実務協議を継続した。ポンペオ米国務長官は、「大統領は金委員長との会談に向け準備万端だ。米国の主張は明確で一貫している」と声明を出し、北朝鮮を牽制した。

 一方、北朝鮮メディアは、「朝鮮半島の非核化を実現するための問題など共通の関心事」を協議するとして、米朝首脳会談の日時や場所を初めて報じた。正恩氏が専用機ではなく、中国国際航空機で現地入りしたことなども伝えた。

 正恩氏は10日午後、チャンギ国際空港に到着し、市内のホテルまでは、北朝鮮の輸送機で送り込んだ専用車などが車列を組んで高速道路を移動した。車の天井から上半身を出して撮影する男性の姿もあった。

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