米朝首脳会談 トランプ氏、悪口得意な「ディールの名手」

 不動産開発で一大帝国を築いたドナルド・トランプ氏は「ディール」(取引)の名手を自負する。とりわけ金正恩氏やロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席といった強権的な指導者を交渉相手とし、勝利を手にすることに強い意欲をみせてきた。

 自らも特徴的な髪形ながら、他人の容姿をあげつらって相手を挑発するのが大統領選以来の得意技だ。何人もの候補たちが、子供のけんかのような悪口に過剰反応し自滅した。弾道ミサイルを撃ちまくった金氏に付けたあだ名「ちびのロケットマン」は一時封印だ。

 「米国第一」の持論にそぐわぬ行動をとる閣僚や高官は容赦なく切り捨てる強権的な一面も。米朝首脳会談を前にポンペオ国務長官、ボルトン大統領補佐官を据え、態勢を整えた。

 就任前、金氏と「公式夕食会はやらない。会議用テーブルでハンバーガーを食べればいい」と述べた。習氏をビッグマックでもてなすと発言したこともある。毒殺を恐れて安全なマクドナルドのバーガーばかり食べていると暴露本で書かれたことがあり、トランプ氏にとってバーガーでの接待は最高のおもてなし?(ワシントン 加納宏幸)

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