米朝首脳会談 米シンクタンク「民主主義防衛財団」のアンソニー・ルッジェーロ上級研究員「次のステージが正念場」

 米朝首脳会談が成功といえるかどうかは、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、非核化に向けた戦略的決定に踏み込むかどうかだと注目していた。だが、両首脳が署名した共同声明は北朝鮮が非核化を約束し、米国が安全の保証を確約するというもので、2005年に北朝鮮が「核放棄」を約束した6カ国協議の共同声明と酷似している。

 交渉の次のステージが正念場となるだろう。北朝鮮は、非核化に向けた具体的で不可逆的な行動を取らなければならない。

 共同声明では、北朝鮮に対する「最大限の圧力政策」について譲歩することは触れられていないことは評価できる。北朝鮮が非核化を実現するまで、トランプ政権はこの政策は維持すべきだ。特に、中国やロシアには対北制裁を履行するようクギをさす必要があり、制裁逃れには罰していくことが求められる。

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