南北軍事当局、通信線の早期復旧で合意 鉄道や道路連結の分科会も開催へ

 【ソウル=桜井紀雄】韓国と北朝鮮は25日、大佐級の軍事実務者協議をソウル北方の都羅山(トラサン)南北出入事務所で開き、黄海側と日本海側に設置されていた軍当局間の通信線を早急に復旧させることで合意した。韓国国防省が明らかにした。

 まずは黄海側の早急な完全復旧を目指す。音声通話は1月に約2年ぶりに再開したが、ファクスを使うには光ケーブルを補修する必要がある。日本海側の通信線は北朝鮮の山火事で焼失したため、工事に要する資材や期間について追加協議する。

 一方、統一省は25日、南北間での鉄道と道路の連結に関する北朝鮮との分科会を板門店(パンムンジョム)でそれぞれ26日と28日に、北朝鮮の山林再生事業に関する分科会を7月4日に開催すると発表した。本格的な経済協力には制裁緩和が必要で、主題は実態調査や共同研究にとどまるとみられる。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ