拉致被害者の「即時一括帰国を最優先に」 家族会などが特別集会

 北朝鮮による拉致問題をめぐり安倍晋三首相が金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との直接対話で解決を図る意向を示す中、拉致被害者家族会や救う会などは29日、東京都内で特別集会を開催。被害者全員の即時一括帰国を最優先し、確実に実現できる局面で日朝首脳会談を開くことなどを求めた。

 家族会代表で、6月で拉致から40年となる田口八重子さん(62)=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(80)は「北朝鮮にはだまされ続けた歴史がある。焦らず、被害者帰国を着実に実現してほしい」と訴えた。八重子さんの長男、耕一郎さん(41)も「親父(繁雄さん)も年をとった。再会させてあげられるよう冷静に頑張りたい」と語った。

 加藤勝信拉致問題担当相や超党派拉致議連も参加。被害者全員の即時一括帰国のほか、拉致問題の解決まで厳格な経済制裁を続けることなどを求める決議を行った。

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