米最高裁判事に保守派のカバノー氏指名 トランプ大統領

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は9日、今月末で退任する最高裁のアンソニー・ケネディ判事(81)の後任に、首都ワシントンの連邦巡回区控訴裁判事のブレット・カバノー氏(53)の指名を発表した。就任には上院の承認が必要。トランプ政権は、保守的傾向が強いとされるカバノー氏の就任により、保守系が多数派を占める最高裁判事の構成を維持したい考えだ。

 カバノー氏が承認されれば、最高裁が人工妊娠中絶や銃規制などの問題で、保守的な判断を下す可能性が高まる。トランプ氏も保守層の有権者に支持を訴えることができる。

 トランプ氏は、ホワイトハウスで開かれた指名発表の式典で、「誰もがカバノー氏を、もっとも明敏な法的精神の持ち主だと認めている」と語った。

 米メディアによると、カバノー氏は首都ワシントンのコロンビア特別区出身。ブッシュ(子)政権でホワイトハウスの弁護士を務めたほか、ケネディ氏の助手だったこともある。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ