米露首脳、露の米大統領選干渉疑惑の捜査批判で足並み合わせる トランプ氏「魔女狩りだ」 プーチン氏「ばかげている」

 【ヘルシンキ=加納宏幸】トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は16日、フィンランドの首都ヘルシンキでの首脳会談後、ロシアの米大統領選干渉疑惑に対する捜査をともに批判した。

 両首脳は個別に米FOXニュースのインタビューを受け、会談を振り返った。トランプ氏は、捜査を続けているモラー特別検察官が「米露間に楔(くさび)を打ち込もうとしている。プーチン氏もそう言っていた」と述べ、米露関係を悪化させようとしているとして非難した。

 また、ロシアとトランプ陣営の間に「共謀」があったかが調べられている干渉疑惑を「魔女狩りだ」と重ねて主張した。

 同疑惑では露情報機関員12人が13日に起訴されたが、トランプ氏は首脳会談後の共同記者会見でロシアの干渉に「理由が見当たらない」と指摘。「米情報機関当局者を信頼しているが、プーチン氏から極めて力強い否定があった」とし、ロシア側の説明に同調する発言をした。同氏を「強い人物」とも評した。

 プーチン氏もインタビューで「米国内の問題にロシア領から数百万人の選択に影響を与えられると思うか? ばかげている」と述べ、大統領選を戦った民主党のクリントン元国務長官に不利な情報を流してトランプ氏を後押ししたとの疑惑を否定した。

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