猫の数を把握せよ 米首都で動物愛護団体「世界のお手本に」

 米動物愛護団体や科学者らのチームが米首都ワシントンに住む猫の全数を把握するプロジェクト「DCキャットカウント」を始めた。最大50台の監視カメラと飼い主のアンケートを通じ、猫の動態を把握する。野良猫が増えすぎないよう管理し、動物福祉に役立てるのが目的だ。

 猫は「かわいい」「ネズミ退治をしてくれる」などの好ましい面もあるが、「鳥や希少な動物を襲う」「フンが汚い」といった問題もある。

 野良猫の数をうまく調整する必要があるが、殺処分には批判が根強い。捕獲して不妊手術を施しても、どの程度の効果があったのかは明確ではない。地域で生活する猫の全体像を知る必要があるとの結論に至った。

 プロジェクトには寄付で集めた資金150万ドル(約1億6千万円)を投じる。広報担当者は「どの都市でも対応が求められる問題だ。世界のお手本となるような調査にしたい」と話している。(共同)

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