米国、最新型パトリオットを韓国に売却へ 北朝鮮の脅威に対抗

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国務省の国防安全保障協力局は13日、地対空誘導弾パトリオット・ミサイル(PAC3)の改良型「PAC3-MSE」64基を韓国に売却する方針を決め、米議会に通告した。

 PAC3-MSEは誘導ミサイルの性能を向上させた最新型で、射程が伸びて従来よりも高高度での迎撃が可能。また、標的の弾道ミサイルを捕捉する装置を向上させて命中精度を上げたほか、弾頭の破壊力も高まったとされる。

 韓国は北朝鮮の弾道ミサイルの脅威をにらみ、米国と最新型PAC3の導入に向け協議を続けていた。売却額は試験用ミサイル2基や予備部品などを含め総額5億100万ドル(約560億円)。

 同局は、PAC3-MSEの導入で「韓国軍の防衛能力を向上させることができる」と強調した。

 同局はまた、米ロッキード・マーティン社製のP8A「ポセイドン」哨戒機6機(総額21億ドル)を韓国に売却する方針を決め、議会に同日通告した。韓国が運用してきた同社製P3哨戒機の後継機となる。

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