「地獄だった」と安田さん シリアの3年超、振り返る

 「地獄だった」。シリアで行方不明になり、3年4カ月ぶりに自由の身となったジャーナリスト安田純平さん(44)。シリアを出国し、一時滞在したトルコ南部アンタキヤからイスタンブールを経て帰国する24~25日の機内でNHKなどの取材に応じ、シリア北西部イドリブ県などで「殺されるかもしれない」と感じた「独房」の日々を振り返った。

 「今日も帰されないと考えるだけで日々、だんだんと自分をコントロールできなくなってくる」。あごひげを長く伸ばし、黒いTシャツ姿の安田さんは、座席でやや前かがみの姿勢。「監禁されている独房の中にいるという状況が当たり前の生活のように感じ始め、非常につらかった」と、慎重に言葉を選びながら、口調に怒りを込めた。

 拘束中は「足を伸ばして寝てはいけない。寝る範囲が1・5メートルだけ。それが24時間」という状態が8カ月ほど続いたこともあり「殺されるかもしれない」と感じていたという。

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