安田さん救出の裏に「国際テロ情報ユニット」の働き 5つの政府機関出身の専門チーム

 内戦下のシリアで2015年に行方不明になったフリージャーナリスト、安田純平さん(44)が解放された。国際テロ組織アルカーイダ系の過激派「ヌスラ戦線」が身代金目的で、拘束していたとみられる安田さん救出の背景には、政府が官邸直轄組織として立ち上げた「国際テロ情報収集ユニット」の働きがあった。

 「官邸を司令塔とする『国際テロ情報収集ユニット』を中心にトルコやカタールなど関係国に働き掛けた結果だ」

 菅義偉官房長官は24日の記者会見で、こう述べた。

 ユニットは2015年12月、言語や地域情勢などに習熟した外務省、警察庁など5つの政府機関出身の20人で発足した。現在は80人以上が活動している。

 邦人救出事案はこれまで、外務省や警察庁の緊急チームを軸に解決を図ってきた。テロ情報に特化した常設の専門機関をつくることで、海外での邦人の安全管理に厚みを持たせている。

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