韓国大統領が施政方針演説 徴用工裁判など日韓関係には触れず

 【ソウル=名村隆寛】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、国会で来年度予算に関する施政方針演説を行った。

 文氏は朝鮮半島の南北関係について、「この1年間、3回の南北首脳会談と歴史的な米朝首脳会談が開催された」と振り返り、9月の軍事分野で南北合意によって「南北間の軍事衝突が起きる危険を完全に除去した」と強調。「南北と米国が確固たる信頼の中、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的平和を成し遂げよう」と展望した。

 また、米朝首脳会談が目前に迫っており、「早晩、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の訪露やソウル訪問、中国の習近平国家主席の訪朝が実現するだろう」とし、日朝首脳会談が開催される可能性もある」と語った。

 先月30日に韓国最高裁が出した徴用工訴訟の判決など、日韓関係については言及しなかった。文氏は判決後、徴用工問題には一切発言していない。約35分間の演説の大半は、国民生活や経済問題に充てられた。

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