トランプ氏「移民であふれさせるのか」と民主党批判 米中間選挙

 【クリーブランド(米オハイオ州)=加納宏幸】トランプ米大統領は、6日投開票の中間選挙に先立ち、大統領専用機「エアフォース・ワン」で全米の接戦州を飛び回り、与党・共和党候補を応援した。民主党もオバマ前大統領やバイデン前副大統領が各地で「トランプ政治」の阻止を訴えた。中間選挙は今後2年間のトランプ氏の政権運営や2020年大統領選にも影響するだけに、両党支持者は選挙戦の行方を固唾をのんで見守っている。

 トランプ氏は投票前日の5日、中西部オハイオ、インディアナ、ミズーリの3州を訪れる強行日程をこなし、9月から2カ月間で訪れたのは30カ所になった。

 「民主党の公約は2018年版の社会主義だ。彼らは国境を開いて、地域社会を不法移民であふれさせようとしている!」

 オハイオ州クリーブランドの国際展示場を埋めた数千人の聴衆に向けて、トランプ氏が民主党批判をするたびに同党へのブーイングが起きた。候補者を応援するため長女イバンカ大統領補佐官を登壇させると、支持者は歓声を上げた。

 世論調査では、オハイオ州の上院選、知事選で共和党候補が厳しい戦いを強いられていると予測されていた。しかし、演説会場にいた軍人のチャド・トーマスさん(35)は「メディアが情勢調査の数字を作っているんだよ。強い軍を作るというトランプ氏には、20年大統領選の後も続けてほしい」と語った。

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