民主、8年ぶりの下院奪還 大統領の弾劾訴追も視野 米中間選挙

 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙は6日深夜(日本時間7日午後)、全米のほとんどの州で投票が終わり、開票が続いた。CNNテレビは午後10時半、共和党が上院選で勝利し、多数派を維持、下院(定数435)で民主党が過半数218議席に届くと報じた。民主党にとっては8年ぶりの下院奪還で、ねじれを利用してトランプ政権への攻勢を強め、大統領の弾劾訴追も視野に入れるとみられる。

 CNNテレビは6日午後10時半現在、上院(定数100、改選36議席)で共和党が8州で勝利し、非改選を含めて50議席になったと伝えた。与党は可否同数の場合、副大統領が上院議長として1票を投じる仕組みのため、50議席に届いたことで過半数を確保した。一方、民主党は無所属を含めた獲得議席は15議席で、非改選を含めて38議席。

 2016年大統領選でトランプ大統領と共和党候補指名を争ったテキサス州のクルーズ上院議員は民主党候補のオローク下院議員との接戦だったが、最終的にクルーズ氏が競り勝った。

 CNNは下院選では共和は137議席、民主は136議席を固めたと伝えた。出口調査などから民主党が勝利すると報じた。

 同党は10年中間選挙で下院、14年に上院をそれぞれ失っており、8年ぶりの下院奪還。1月からの新議会では全委員長ポストを得ることになり、ロシアの米大統領選干渉疑惑などの徹底調査を求めることは必至で、トランプ大統領の政権運営にとり障害となる。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ