トランプ氏、民主党の露干渉疑惑「調査」を牽制

 【ワシントン=加納宏幸】米野党・民主党が下院を奪還した中間選挙から一夜明けた7日、トランプ大統領はホワイトハウスで記者会見し、同党が下院でロシアの米大統領選干渉疑惑などトランプ氏に関わる調査を本格化する場合、「そのようなことをすれば私たちも同じことをする」と述べて牽制した。一方で政策実現に協力も呼びかけた。

 民主党は1月の新議会で手にする下院の委員長権限を使い、モラー特別検察官が手がけるロシア疑惑捜査の対象になった2016年大統領選のトランプ陣営幹部の委員会への召還や、トランプ氏が拒んでいる納税申告書の公表を求めることで「説明責任」を果たさせることにしている。

 トランプ氏の発言を受け、民主党のペロシ下院院内総務は記者会見で、自らに共和党と一致点を見いだす努力をする責任があるとしながらも、「全ての委員会に(政権を)監視する責任がある」と強調した。ペロシ氏は新議会で下院議長に復帰する可能性があり、記者会見で意欲を示した。

 CNNテレビ(電子版)によると、7日午後6時半(日本時間8日午前8時半)現在の獲得議席は上院(定数100、非改選含む)が共和51、民主46(無所属を含む)。僅差となっている南部フロリダ州では得票を再集計する可能性が出ている。下院(435議席)は民主223、共和200。全米50州で実施された知事選では、選挙がなかった州も含めて共和26、民主23で共和が半数を超えた。

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