CNN記者を「出入り禁止」 会見言動「容認できない」

 【ワシントン=黒瀬悦成】大統領会見での言動に問題があったとして、サンダース米大統領報道官は7日、CNNテレビのジム・アコスタ記者のホワイトハウス入館のための記者証を「当面、使用停止にした」と発表した。取材中の態度や行動を理由にホワイトハウスが記者を「出入り禁止」処分にするのは極めて異例。

 アコスタ氏は7日にホワイトハウスで行われたトランプ大統領の記者会見で、女性職員から渡されたマイクを握って質問したところ、メキシコから北上中の不法移民集団が「侵略者」かどうかをめぐり言い争いに発展。アコスタ氏が続いて2つ目の質問をしようとしたところ、トランプ氏は「もう十分だ」と述べ、他の記者を指名した。

 しかし、アコスタ氏は質問を続け、女性職員がマイクを取ろうとするのを拒否。その際に同氏の腕が女性職員の腕に当たり、同氏は「失礼」と謝ったものの、一連の様子を見ていたトランプ氏は激怒。「CNNはお前のような者が働いていることを恥ずべきだ。お前は無礼で不快だ」と言い放った。

 サンダース氏は声明で、「トランプ氏は報道の自由を信奉している」としたものの、女性職員にマイクを渡さなかったアコスタ氏の行動を「絶対に容認できない」と非難した。ホワイトハウス記者会は同日、今回の処分に「強く抗議する」との声明を発表し、即時撤回を要求した。

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