ファーウェイ幹部保釈 中国はカナダの元外交官拘束 メディアはスパイ容疑示唆 報復か

 【ニューヨーク=上塚真由、北京=藤本欣也】カナダ西部バンクーバーの裁判所は11日、米当局の要請に応じてカナダ当局が逮捕した中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の副会長兼最高財務責任者(CFO)、孟(もう)晩(ばん)舟(しゅう)容疑者の保釈を認めた。一方、カナダのトルドー首相は11日、カナダの元外交官が中国で拘束された事実を確認したと明らかにした。

 孟容疑者の保釈金は1000万カナダドル(約8億5千万円)で、保釈条件として複数所有するとされる旅券(パスポート)の提出や監視装置の着用などを命じた。中国メディアによると、孟容疑者は保釈後、中国の無料通信アプリ「微信」に「既に家族の元に戻った。華為を誇りに思い、祖国を誇りに思う。私のことを気にかけてくれた人々に感謝する」と投稿した。

 カナダの法律によると、米国が引き渡しを前提に身柄拘束を要請した場合、米国は拘束から60日以内に正式に引き渡しを求めることになる。カナダ当局は1日に孟容疑者を逮捕しており、期限は来年1月末になる。今後、カナダの裁判所で身柄引き渡しの可否をめぐる審理も開かれる見通しで、孟容疑者の次回出廷期日は2月6日に決まった。

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