ファーウェイ幹部保釈 中国はカナダの元外交官拘束 メディアはスパイ容疑示唆 報復か

 中国で拘束されたカナダの元外交官はマイケル・コブリグ氏。トルドー首相は「極めて深刻に受け止めている」と記者団に述べた。外交ルートを通じて中国側と直接連絡を取っているという。同氏の拘束は、孟容疑者の事件への報復の可能性も指摘されている。

 中国紙、新京報(電子版)は12日、コブリグ氏について「中国の国家安全を脅かす活動に従事した疑いで、10日から北京市国家安全局が法に基づき調べている」と報じた。

 国家安全局は外国人のスパイ活動などを取り締まる部門で、スパイ容疑の名目で拘束されたとみられるが、詳細は不明だ。

 コブリグ氏が昨年2月から所属する国際シンクタンク「国際危機グループ(ICG)」(本部・ブリュッセル)は12日、ホームページ上で、「コブリグ氏は10日夜、北京で中国国家安全省に拘束された」と明らかにし、早急な解放を求める声明を出した。

 コブリグ氏はICGで北東アジアのアドバイザーを務め、外交官として北京や香港での勤務経験があった。ICGでは中国に批判的な報告を発表し、最近では中国がアフリカ諸国との軍事協力を加速化させ、安全保障面でも影響を与えているなどと指摘していた。

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