変容する韓国軍レーダー照射から見える「日韓関係絶望」

ポーズではない

 韓国の歴代大統領はみな、日本の援助を必要とする一方で、国内の反日勢力と折り合いをつけねばならなかった。特に与野党政治家の独島(竹島の韓国側呼称)上陸といった反日的行動は韓国マスコミからも「政治的な人気を得る戦略ではないか」(中央日報電子版)と指摘されてきた。

 「反日」は国内をまとめ、時に低下した支持率を回復するための方便だったが、文政権は違う。韓国に対し多額の援助をしてきた日本の存在は、韓国左派の視点では、精算されるべき積弊=仇敵に協力してきたものとされているのだ。この反日はポーズではない。

 16年12月の大統領選前の討論会で文氏は「親日と独裁が受け継がれ、常に韓国社会の主流に成りすましてきた偽保守の時代をもう終わらせなければならない」(韓国紙ハンギョレ電子版)と演説している。

 日本メディアに「告げ口外交」と評された朴氏や、大統領の立場で独島に上陸し日韓関係を最悪の状態とした李氏さえも「親日」と切り捨てた大統領の目指す日韓関係とは、まさに現状のような、険悪な関係なのかもしれない。

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