信用できぬファーウェイの弁明 「個人的原因」でスパイ活動をする人はどこにも…

 今月15日、華為技術の任正非最高経営責任者(CEO)は内外記者との会見に応じた。その中で彼は「私は祖国を愛し、中国共産党を支持している。世界に危害を与えることは一切しない」と弁明する一方、「もし中国政府が外国ユーザーの個人情報などの機密の提供を求めてきた場合、華為はどうするか」という記者からの質問に対して、任氏はきっぱりと「このような要求に対してわれわれは必ずや拒否する」と答えたという。

 しかし、私には、任氏の上述の言葉はいかにも嘘っぽく聞こえたのである。

 たとえば彼は「共産党を支持している」と述べている。それは一般国民が言うセリフであっても、れっきとした共産党員の彼が言う言葉ではない。共産党が党員に求めるのは「忠誠」であって「支持」うんぬんではない。中国共産党第12回党大会の代表にも選ばれたエリート党員の任氏にそれが分からないはずはない。彼は明らかに、「共産党を支持する」という「他人行儀」の言い方をもって、自分自身と共産党との関係性から人の目をそらそうとしているのであろう。

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