重い腰あげた欧州のファーウェイ排除 まだら模様の警戒感

 【ユーロ経済学】

 欧州でも中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)を高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムから排除しようとの動きが強まってきた。米国の強い働きかけなどで重い腰を上げた形。だが、欧州連合(EU)では中国に対する温度差が以前から目立つ。米国より華為製品が進出した欧州で、どこまで排除できるか不透明さもある。

 「具体的な方策に関する政府内の意思形成はまだ終わっていないが、将来の5Gネットワークの安全性は政府にとって極めて重要度が高い」。独メディアによると、ドイツ政府関係者は最近、国会審議で議員から華為への対応を質問された際、こう語り、排除策を検討していることを認めた。

 これを17日に最初に報じた独経済紙ハンデルスブラットによると、政府は5Gのインフラ整備で華為が参入できないほどセキュリティーの条件を厳格化することを検討。これでも排除できなければ、通信関連法改正で対応する可能性もある。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ