ファーウェイ引き渡し審理 トランプ氏発言争点 弁護側「政治的動機」懸念

 【ニューヨーク=上塚真由】中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)副会長兼最高財務責任者(CFO)の孟晩舟被告が6日、米国への身柄引き渡しをめぐる審理のためカナダ西部バンクーバーの裁判所に出廷した。孟被告の弁護人はトランプ米大統領の発言を引き合いに、逮捕の背景には「政治的な動機や特徴」があると主張し、事件の不当性を訴えた。次回期日は5月8日に設定された。地元メディアが伝えた。

 孟被告の事件についてトランプ氏は昨年12月、ロイター通信とのインタビューで「(中国との)貿易取引にも、米安全保障にも良いことだと判断すれば(事件に)当然介入する」と述べた。事件が政治的動機に基づくと判断された場合、米国への引き渡しが認められない可能性があるため、弁護側は政治的背景の有無を争点にしたい考えだ。

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