ハガティ駐日大使「日米首脳会談では拉致問題議題に」

 【ワシントン=黒瀬悦成】ハガティ駐日米大使は25日、ワシントンで記者団に対し、26日の日米首脳会談で北朝鮮による日本人拉致問題が議題として取り上げられるとの見通しを明らかにした。

 ハガティ氏は、「トランプ大統領にとって拉致問題は重要な問題だ」と述べ、トランプ氏がこれまでも拉致問題で「常に日本の人々を支援し続けてきた」と強調した。

 ハガティ氏はまた、トランプ氏が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との過去2回の首脳会談でこの問題を提起したほか、他の米政府高官や当局者も北朝鮮との協議の場で取り上げてきたと指摘した。

 トランプ政権高官によると、日米首脳会談では最近の北朝鮮情勢に関し意見を交換し、「北朝鮮の最終的かつ全面的に検証された非核化」の実現に向けた日米および韓国による今後の取り組みについて調整する。

 ハガティ氏はまた、ワシントン市内の政策研究機関「ハドソン研究所」での講演で、ウラジオストクでのロシアと北朝鮮による首脳会談に関し、北朝鮮の対露接近には国連安全保障理事会決議に基づく北朝鮮への制裁圧力の緩和を図る狙いがあり、「一連の制裁が効いていることを明確に示すものだ」と指摘した。

 同氏はその上で、「(北朝鮮が制裁圧力から解放される)より単純な方法は、非核化に踏み切ることだ」と訴え、トランプ政権として制裁圧力を維持していく立場を表明した。

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