訪露中の正恩氏、公式行事出席取りやめ 帰国も前倒し

 【ウラジオストク=小野田雄一】25日にロシアのプーチン大統領との首脳会談を終え、ウラジオストクに滞在中の北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が26日に参加を予定していた複数の行事がキャンセルされた。帰国も前倒しし、同日午後にロシアを離れる。イタル・タス通信などが報じた。

 金氏は26日午前に、ウラジオストクに拠点を置く露太平洋艦隊の記念碑に献花する行事に露沿海地方のコジェミャコ知事とともに参加する予定だったが、約2時間遅れで現場を訪れた。

 報道陣には、露当局から「北朝鮮側の都合でキャンセルされた」と一時説明されていた。その他、水族館視察や観劇も計画されていたが、これらは中止になったもようだ。

 金氏は27日までウラジオストクに滞在するとも伝えられていたが、帰国は1日早まった。スケジュールが変更された理由は明らかになっていない。26日午後に送別式典が行われ、専用列車で帰国の途につくという。

 金氏は25日にプーチン氏と初の露朝首脳会談を実施。北朝鮮の非核化や経済制裁の緩和に向け、共同対処する方針を確認していた。

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