習近平氏「質の高い発展を」 一帯一路フォーラム

 【北京=西見由章】中国の習近平国家主席は26日、自身が主導する巨大経済圏構想「一帯一路」の第2回国際協力フォーラムで基調演説を行い、「一帯一路の質の高い発展に向けて不断に前進しなければならない」と述べた。

 習氏はプロジェクトの建設や運営などについて「国際スタンダードに基づいて実行し、各国の法律法規を尊重しなければならない」とした上で、商業と財政上の持続可能性を確保しなければならないとの考えを示した。

 一帯一路構想をめぐっては、インフラ事業への投資でアジアやアフリカの発展途上国を“借金漬け”にして中国が影響力を強める「債務のわな」問題が指摘されており、こうした懸念の払拭を図った形だ。

 同フォーラムは25日に北京で始まり、最終日の27日に開かれる首脳会議で共同声明を採択する。ロシアのプーチン大統領や、先進7カ国(G7)で初めて「一帯一路」協力の覚書を締結したイタリアのコンテ首相ら37カ国の首脳をはじめとする150カ国以上の各国代表が参加。日本からは二階俊博自民党幹事長が出席したが、米国はハイレベル代表団の派遣を見送った。

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