ムガベ前大統領が死去 95歳 ジンバブエ「最悪の独裁者」

 アフリカ・ジンバブエのムナンガグワ大統領は6日、「世界最悪の独裁者」と呼ばれた同国のロバート・ムガベ前大統領が死去したとツイッターで明らかにした。95歳だった。ロイター通信によると、ムガベ氏は病気の療養先だったシンガポールで死去した。

 ムガベ氏は、白人支配に対する武装闘争で頭角をあらわし、1980年のジンバブエ独立時に首相に就任。87年には大統領に就いた。

 白人所有の農園を接収するなどの強権手法で独裁体制を築いたが、農業改革の失敗などから経済の破綻を招いた。

 2017年、妻を自身の後継者に据えようとしたことに国民の反発が拡大。国軍による事実上のクーデターで政権を失い、政界を引退していた。

 ムナンガグワ氏はツイッターに「ムガベ氏は解放の象徴であり、人々に力を与えるために人生を捧げた汎アフリカ主義者だった」と投稿し、闘争指導者としてのムガベ氏の功績を称えた。(中東支局)

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