文氏最側近のチョ・グク氏「疑惑の大半知らなかった」

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の最側近で法相候補に指名された●(=恵の心を日に)国(チョ・グク)前大統領府民情首席秘書官の適性を審査する国会の人事聴聞会が6日、開かれた。●(=恵の心を日に)氏は、名門大への娘の不正入学など家族が絡む一連の疑惑について「国民に大きな失望感を与えた。何より若い世代に謝罪申し上げる」と陳謝しつつ、「法務・検察の改革を完結させるのが私の責務だ」と述べ、法相就任に改めて意欲を示した。

 娘の大学院進学に有利になるよう別の大学総長から表彰されたと履歴を偽った疑惑が浮上。●(=恵の心を日に)氏の妻が電話で総長に偽証を求めた疑いも報じられた。●(=恵の心を日に)氏は自身も通話したが、「事実関係を確認してほしい」と話しただけだと関与を否定した。一方で、妻が偽造したなら「法的責任を取るべきで、起訴されれば、裁判結果次第で処罰を受けなければならない」と答えた。

 ●(=恵の心を日に)氏は「疑惑の大半は知らなかった内容だ」とも強調した。娘が高校時代に大学医学部の研究所で2週間インターンをしただけで、研究論文の筆頭著者に挙げられたことに関しても「依頼したことはない」と説明した。娘はこの論文で名門の高麗(コリョ)大に入学した。学会は5日に論文の学会誌掲載取りやめを決めており、波紋はさらに広がりそうだ。

 聴聞会は当初、2、3日に予定されたが、与野党の対立で開かれず、●(=恵の心を日に)氏が長時間の記者会見で疑惑を否定。文氏の要請もあり、聴聞会が再設定された。文氏は聴聞会の結果を踏まえて最終判断するが、国会の同意がなくとも任命は可能で、任命を強行する可能性が高いとみられている。

 世論調査会社のリアルメーターが6日に発表した調査結果によると、●(=恵の心を日に)氏の法相任命に反対するとの回答は56・2%で、賛成の40・1%を上回っている。

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