インド月探査機、着陸失敗か 月の南極に着陸目指す

 【シンガポール=森浩】インド宇宙研究機構(ISRO)は7日、月面に降下していた無人月面探査機「チャンドラヤーン2号」の着陸機と通信が途切れたと明らかにした。着陸に失敗した可能性がある。成功すれば、ソ連、米国、中国に続いて4カ国目で、インドは宇宙大国の仲間入りを目指し、プロジェクトを推進していた。

 チャンドラヤーン2号は月周回機、着陸機、探査車で構成されており、月の南極に着陸し、氷の状態で水が存在すると指摘される「永久影(えいきゅうかげ)」の探査を予定。7月22日に打ち上げられ、8月20日に月の周回軌道に入った。

 7日未明に着陸機が月面に降りる予定で、モディ首相もISRO本部がある南部バンガロールで着陸の様子を見守っていた。モディ氏は「インドは科学者たちを誇りに思う」とツイッターに投稿した。

 豊富な埋蔵資源が明らかになりつつある月には各国が注目しており、中国は1月に世界で初めて無人月面探査機の月の裏側への着陸に成功。米国も5月、2024年までに宇宙飛行士を再び月に送り込む「アルテミス計画」を発表している。

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